【緊急事態】新型コロナ拡大と考える、勉強の「やる気」

勉強法一般

2020年世界的に猛威を振るう、新型コロナウイルス。

日本でも4月7日に緊急事態宣言が行われ、4月16日には宣言の対象地域は全国に拡大されました。

医療現場は逼迫、経済は停滞という、まさに国難とも呼ぶべき事態です。

こうした新型コロナウイルスを含め、なぜ感染症は流行してしまうのか。

感染拡大の裏に隠された人々の心理を読み解けば、受験生にとっては「勉強のやる気」につながる考察が得られるのではないかと私は考えています。

今回は、なぜウイルスは蔓延するのかという分析、そしてそこから得られる、勉強のモチベーションについての提言についてお話ししていきます。

Sponsored Links

なぜ新型コロナウイルスは広まったのか

毎年、冬にはインフルエンザが流行します。

2020年は2月ごろから新型コロナウイルスが日本でも流行り始めたためインフルエンザはそこまで脅威にはならなかったのですが、感染症が拡大したという点では例年通りです。

いや、例年の何倍も恐ろしい事態です。

一体なぜ感染は広まってしまうのかと言うと、それは簡単で、1人1人の予防が不十分だからです。

これはウイルスの感染力の強さに依りません。しっかり予防をしていれば感染はブロックできるはずです。

しかし、新型コロナウイルスの広がり始めの頃、街はまだ多くの人で溢れていました。

手洗いも、平均的に見れば各人の中でそこまで意識されていなかったろうと思います(もちろん拡大初期から危機感をもっていた人もいます)。

感染すれば大変なことになるのは分かっているのに、なぜ予防になかなか努めようとしないのか。

そこには行動と結果の因果関係がかかわってくると私は思います。

病気の予防というのは、それをすれば我が身に何の変化ももたらさないわけです。

「予防」とはそういうものですね。病気にかからない、つまり今の健康な状態が維持されるのです。

しかしこの事実が、人々に予防意識をもたせにくくしているのではないかと思います。

例えば今健康だった場合、それは過去にちゃんと予防をしたからなのか、それとも予防なんてしなくてもかからない運命だったのか、それは誰にも分かりません。

つまり、予防というのは「行動」(予防するということ)と「結果」(将来の健康状態)の間のつながりが見えにくいものであり、仮に見えると思っても、それは「現状維持」という形しかもたらさないわけです。

これではわざわざ面倒くさい予防をしようとは思いませんよね。

例えるなら、今勉強しなくても明日のテストでは100点が取れる可能性はあるし、勉強したとしても特段点数が伸びるわけではない。こういう状況です。

これが、予防が浸透しづらく、結果として感染症が急速に拡大してしまう背景だと思います。

では一方で「勉強のやる気」あるいは「仕事のやる気」といったものはどうなのでしょう。

唐突に話が飛ぶように思われるかもしれませんが、「予防のやる気」と「勉強のやる気」、同じ「やる気」つながりですが、これらは対極にあると言っても過言ではありません。

ここからはそれを見ていきます。

予防のやる気と勉強のやる気

予防が「行動」と「結果」のつながりが見えにくく「現状維持」しかもたらさないものであった一方、勉強は「行動」と「結果」の因果関係がハッキリしていて、なおかつ「実力の向上」が手に入るものです。

分かりやすくするために前節では勉強のやる気が起こらない例を上げましたが、あんな状況は極めて稀と言えるでしょう。

勉強は、しなければ成績が下がる、すれば成績が上がるものです。因果関係が目に見えます。

因果関係がハッキリしているからと言って、努力した末にもたらされるのが現状維持ならばモチベーションは比較的上げにくいですが、成績は確実に上がります。

「努力してもなかなか点数が上がらないよ」という意見もあるでしょう。しかし今はそういった話をしているわけではありません。

点数が上がらないその状況を乗り越えてさらに頑張れば、いずれ成績は上向いてきます。

ですが病気の予防においては、どんなに頑張っても現状維持以上のものは原理的に不可能なわけです。

取り組みの結果実力が向上するというのはそういう意味です。

そう考えると、「勉強のやる気」というのは「予防のやる気」に比べて確実に火をつけやすいものなのです。

それにもかかわらず勉強のモチベーションが低いという方は、その原因をじっくり探して見つめるべきです。

少なくとも今までお話ししてきたような客観的な視点からは、勉強しない理由がむしろ見つからないくらいなのですから。

それは、部活が忙しいということかもしれません。あるいは授業について行けなすぎて、何から手を付けて良いのか分からないからかもしれません。

状況は人それぞれですから個々の事例についてここでアドバイスを差し上げることはできませんが、自分の原因をしっかり考えることから全ては始まります。

勉強に限らず何事に対してもそうなのですが、モチベーションを上げるのには、「このままではマズいことになる」という恐れや不安を利用する方法と、「これを達成したいから頑張る」という希望、喜び、期待を活用する方法の2種類があります。

手っ取り早く火をつけるには前者のやり方が効果的なのですが、これを長期間続けるのはオススメできません。

なるべく早く後者の方法にシフトしたいところです。

こういったことを頭の片隅に浮かべながら、勉強のやる気が起きないことについて似たような境遇の友人と話をしてみるのも良いでしょう。

また、学校の先生に助言を求めても良いと思います(Studiumでも、質問フォームを設けています)。

まとめると、やる気が起きないという場合、それにはあなた特有のなんらかの理由があるはずです。

まずはそれをじっくり見つめ、そして克服したいと思ったなら、ポジティブな感情でも良し、初めはネガティブな感情でも良し、あなたの中にある感情に目を向けてみてください。

Sponsored Links

まとめ

以上、病気の予防に隠された心理、そして勉強のモチベーションについてお話ししてきました。

新型コロナウイルスの話題を取り上げたのは、みなさんが抱く危機感によって予防の話が入っていきやすいかなと考えたからです。

敢えてこのような構成で勉強のやる気についてお伝えしました。

少しでもみなさんの勉強のやる気に変化をつけられていたら嬉しいです。

Sponsored Links

Sponsored Links