【驚き】効率の良い勉強には「テスト」が不可欠です

勉強法一般
効率的な勉強法を教えてください
歴史や数学の公式など、教科書で覚えてもすぐに忘れちゃって…
その勉強法は間違っています
記憶に残る驚きの勉強法を、解説します!

今回は、記憶の保持に効果的な勉強のやり方をお伝えしていきます。

実は、教科書やノートをひたすら読む、もしくはまとめ直す、といった作業は効率が良いとは言えません。

あるいは、パラパラっとノートを見て「ここら辺は大丈夫だ」と思ったところが、テストで全然解けなかった、というような経験はありませんか?

ここでは、1度覚えたことを忘れにくくする驚きの勉強法について解説していきます。

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「テスト」は良い勉強

「テスト」は良い勉強

結論から申し上げますと、何かを覚えたいのだったら「テスト」をすることが効果的です。

つまり、自分で思い出す工程をプラスすること。

歴史の流れを覚えたいのだったら、教科書を読むだけではなく、その流れを自分で言葉にしてみる。

数学の公式を覚えたいのだったら、その公式を使った練習問題をたくさん解く。

こういった、言わば「能動的」な勉強が、記憶の保持には効果抜群です。

哲学者のフランシス・ベーコンは、こんな言葉を残しています1)

本の一説を暗記したいなら、20回読むよりも、暗唱を試みて思い出せないときに本を開くということを織り交ぜながら10回読むほうがいい。

受験風に言うと、「教科書の内容を確認したい時、まずは自分で思い出してみて、どうしても思い出せない時に初めて教科書を開くのが良い」ということですね。

この「テスト」による記憶率の向上は、実験でも確かめられています。

次にそれを見ていくことにしましょう。

「テスト」の効果を実証する実験

「テスト」の効果を実証する実験

2006年、120人の大学生を対象にしたこんな実験が行われました2)

AとBという2つの文章を用意します。

学生たちは、どちらか一方の文章を2回勉強(暗記しようとする)しました。

もう一方の文章は、1度目は勉強し、2度目には思い出せるだけ書きだすという作業をしました。

つまり、AとBのどちらかの文章は、2回の勉強時間を両方とも勉強に費やし、他方は1回を勉強、もう1回をテストとしたのです。

そして学生を3グループに分け、グループ1の学生には勉強時間の5分後、グループ2には2日後、グループ3には1週間後に確認テストを実施しました。

その結果、思い出せた文章の割合は次のようになりました。

2回とも勉強勉強+テスト
5分後約80%約75%
2日後約50%約65%
1週間後約40%約55%

 

なんと、2日後、1週間後に至っては、「テスト」が「勉強」を上回ったのです。

1度しか勉強しない方が、2回勉強するよりも覚えられるというのは驚きではないでしょうか。

それほど、「テスト」の効果は絶大なのです。

それに、本番のテストまでの期間が長ければ長いほど、この差は顕著になることも分かりました。

このようなデータを見せられたら、「テストを取り入れてみよう!」という気になりますよね。

各教科の勉強法

各教科の勉強法

「テストのすごさは分かったから、じゃあ実際にどういう勉強をすれば良いのか教えてくれ」とも思っている頃でしょう。

ここでは教科別に、この「テスト」をどういう形で勉強に落とし込めば良いかの例を挙げていきます。

国語

現代文は暗記があまり無いので、お困りなのは古典でしょう。

古典では、授業で扱った文章を(教科書のコピーなどで)まっさらな状態で手に入れて、そこに先生の解説を思い出しながら書き込むのが効果的です。

その後、授業ノートと見比べて足りない部分を補ったりするのが良いでしょう。

数学

公式を覚える際には、実際に手を動かして問題の中で使ってみる経験をたくさん積むのが大切です。

解法を覚えたいのでしたら、1度解いたことのある問題について、「○○を求める→△△を求める」といった大きな流れを、計算は抜きで書き出すというのも効果があります。

また、その問題の解き方を、先生になったつもりで人に説明する、というのも非常に良い勉強法です。

英語

英語も古典と同じように、文法や単語を覚えたいのだったら「セルフ授業」をするのが良いでしょう。

また、本文を丸々覚えたい、というのでしたら、冒頭のベーコンのやり方(思い出せない時に本を開く)が適していると思います。

社会

覚えたい事柄は、教科書を読む→自分で思い出す、という流れで勉強すると良いです。

実際私は世界史のテスト勉強の際に、この手法を使っていました。

少し余談も交じりますが、「思い出す」のは、お風呂の中などが良いですよ。

その日に勉強したことを思い出す作業をすれば入浴時間もフル活用できますし、また、入浴中は教科書が手に入らないので、思い出せないところはトコトン思い出そうとします。

すぐ教科書を引っ張り出せる机とは違うこの状況が、「テスト」の効果を上げるのではないかと(勝手に)思っています。

理科

物理など、暗記よりも解き方が重視される科目は、数学と同じ要領で取り組むのが良いです。

生物などの暗記系は、社会と同じやり方が効果的。

ですが、やはり理科はどの科目も考え方や解き方が重視されるので、流れを追う、人に説明する、といったやり方を基本的には覚えておくと良いと思います。

まとめ

以上、「テスト」が勉強には大変効果的、という話をしてきました。

各教科の勉強法も挙げましたが、それらはあくまでも例です。

ぜひ自分の勉強法や学校の授業様式に合わせて、自分なりのテストスタイルを見つけていってください!

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参考文献

1), 2) 『脳が認める勉強法―「学習の科学」が明かす驚きの真実!』(ベネディクト・キャリー 著、花塚恵 訳・ダイヤモンド社)

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