【3つだけ】古文助動詞はここを覚えろ!【ゴロじゃない、本質】

高校国語(現代文(評論・小説)・古典(古文・漢文))
(お悩み受験生)古文の助動詞って多すぎませんか?
(お悩み受験生)どこを覚えるべきなのか分からなくて…
(Studium)助動詞は簡単ですよ!
(Studium)覚えるべきポイントはたったの3つです

今回は、古文の助動詞の覚えるべき項目を整理してお伝えします。

助動詞が難敵すぎてどう勉強したら良いか分からない、という方対象です。

助動詞って、意味もたくさんあるし、活用して文の中で見分けがつきにくいしと、色々大変ですよね。

「ここだけを覚えたらイケます!」という点を解説するので、良かったら参考にしてみてください。

合わせて、効率的な覚え方も紹介します。

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古文助動詞は活用・接続・意味

古文助動詞は活用・接続・意味

結論から言うと、助動詞で覚えるべきは

  • 活用
  • 接続
  • 意味

この3つです。

詳しく説明すると、

  • 活用:未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形という形の変化
  • 接続:何形の後に続くか(例:「ぬ」は連用形の後に付く)
  • 意味:意思、推量といった意味

こんな感じです(「意味」は説明になってませんが伝わりますよね笑)。

それぞれの助動詞で、この3つのポイントを覚えれば良いわけです。

例えば「ず」なら、

  • 活用:ず・ず・ず・ぬ・ね・-
  • 接続:未然形接続
  • 意味:打消

となります。

とはいえ、「この3つだけ覚えれば良い!」と言われても、それが実際どんな風に役立つのか分からなければ、やる気は上がりませんよね。

そして多くの人は、「結局それって、覚えること多くない?」という疑問を持っていると思います。

そこでここから、活用・接続・意味という3つのポイントが読解でどう活きてくるのかを、例を挙げて見てみます。

例:「ず」?「ぬ」?

例:「ず」?「ぬ」?

例として、次の2つの文を現代語訳してみてください。

  • 夏来ぬ。
  • 夏ぞ来ぬ。

そして、訳でなく、「来」←この漢字の読みも分かりますか?

合わせて考えてみてください。

2つの文で読み方が違います。

 

答えは、

  • 夏来ぬ→なつぬ「夏が来た」
  • 夏ぞ来ぬ→なつぞぬ「夏が来ない」

こうなります。

ここで注目してほしいのは、助動詞「ぬ」です。

2つの「ぬ」を解説すると、

  • 夏来ぬ←完了の「ぬ」の終止形
  • 夏ぞ来ぬ←打消の「ず」の連体形

です。

ここで上に挙げた3つのポイント「活用・接続・意味」の知識がどう活かされているのかを見てみます。

思考の過程を順番に書くので、「そう考えるのか」と思いながら読んでみてください。

「夏ぞ来ぬ」の方から説明したほうが分かりやすいので、そうしますね。

 

まず、係助詞「ぞ」があるので、文末は連体形になっているはずです。

そう思って、連体形が「ぬ」の助動詞は…?と探すと、活用の知識から「ず」だと分かります。

そして意味の知識から、「ず」は打消と分かります。

この時点で、「夏が来ない」という現代語訳は完成しますね。

最後に、接続の知識から、「ず」は未然形の後に付くと分かるので、「来」を未然形で読んで「なつぞこぬ」と読むことができます。

これで完成です。

 

次に、「夏来ぬ」を考えてみましょう。

こちらは係助詞など文末をいじるものが無いので、「ぬ」は終止形のはずです。

ということは意味の知識から、これは完了・強意の「ぬ」だと分かります。

強意は決まった形でしか出てこないので、今の場合は完了です。

すると「夏が来た」という訳は出来上がります。

最後に、接続の知識から、「ぬ」は連用形の後に付くと分かるので、「来」を連用形で読んで「なつきぬ」と読むことができます。

以上です。

 

簡単な例でしたが、赤文字で示した通り、「活用・接続・意味」の知識をフルで使っていることがお分かりいただけたかと思います。

古文の読解は、この連続です。

 

そうはいっても、「そんなに覚えられない」という意見もあるでしょうから、次に助動詞の覚え方についてお話しします。

古文助動詞の覚え方:1つの表を100回見る

古文助動詞の覚え方:1つの表を100回見る

先日、こういったツイートをしました。

ツイートにもある通り、回数をこなせば覚えられます

覚えられないのであれば、50回でも100回でも、教科書や参考書を見れば良くないですか?

そして、その「何を見るか」というのは固定したほうが良い、というのが、ツイートで言っていることです。

古文助動詞の場合、オススメは助動詞一覧表です。

文法の参考書を開くと、表紙をめくった一番最初などに載っていませんか?

私はあれを毎回見て覚えました。

何回も見ていると、だんだん位置まで覚えてくるんですね。

今でも、「『ず』は一番右にあった」「『ぬ』は右ページの、ページの境目近くにあった」ということを思い出しながらこの文章を書いています。

「『ず』は打消で…」といった「情報」だけを脳に入れるより、ページを写真を撮るように覚えた方が、はるかに覚えやすいし引き出しやすいと思います。

すごい人だと、1回見ただけでカメラのように覚えられる「写真記憶」というものになるらしいですが、そこまでいかなくても、何度も見ればそのように覚えられます。

助動詞はこの覚え方がベストなんじゃないかなと思っています。

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まとめ

以上、助動詞は「活用・接続・意味」を覚えよう、そして表をまるごと頭に入れるのがオススメ、という話をしてきました。

助動詞は古文文法の要と言っても良いと思います。

早いうちに覚えておくことで、その後の読解量に差が付きます。

そのあたりの話は、こちら↓で詳しく解説しています。

「単語」と書いていますが、文法含め「基礎」全般に当てはまる話なので、興味のある方はぜひどうぞ。

 

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