【国際化】東大の英語の授業は4科目!全て紹介

東大のナカ
東大に入ったら、高校のように英語の授業ってあるの?
もしかして、オールイングリッシュ…?
東大の英語について解説します!

今回は、東大で1年次に開講される英語の授業についてお話ししていきます。

東大では1年次に、文系・理系問わず8単位が必修です。

つまり、通年週2コマのペースで英語の授業があるということ。

しかし一口に「英語」と言っても、その中には4種類の科目があります。

ここでは、その中身について解説していきます。

Sponsored Links

東大の英語の授業4種類

study

早速ですが、4種類の授業は以下の通りです。

  • 英語一列
  • 英語二列W
  • 英語二列S
  • 総合科目L系列

名前だけ見ても、何のことかサッパリだと思います。

それぞれ、大まかには以下のような内容を扱います。

  • 英語一列…「読む」
  • 英語二列W…「書く」「聞く」
  • 英語二列S…「話す」「聞く」
  • 総合科目L系列…色々

「書く」「話す」といった項目が入ってくるのは、高校ではあまり無いことではないでしょうか。

実際東大では、高校までよりも幅広い形で英語に触れていくことになります。

グローバル化を推し進めているだけあって、4技能をバランスよく鍛えていくような授業構成になっているのですね。

では具体的に各科目はどんな内容なのか、1つずつ詳しくお話しします。

英語一列

英語一列

英語一列は、いわゆる「読解」の授業です。

東大が作った教科書を用いて、高校までのような授業が行われます。

ちなみにその教科書はAmazonなどでも買えるみたいなので、興味がある方は買ってみても良いかもしれません。


ですがこの教科書、かなり難しいのです…。

東大を目指す受験生の方で、過去問を解いたことのある人なら分かると思うのですが、東大は「英語を直訳する力」を求めていません。

難しい単語を膨大に覚えることも要求しません。

その代わり、「英語の文脈を読む力」がすごく重視されます。

それはもちろん入学後の授業でも貫かれていて、この教科書には、一読しただけでは意味不明な文章がたくさんあります。

話の大きな流れを追えていないと意味が分からない言い回しや指示語が多いのです。

高校までとは求められるレベルが格段に違うと言って良いと思います。

英語二列W

writing

この科目は、英語を「書く」授業です。

理系はALESS(Active Learning of English for Science Students)、文系はALESA(Active Learing of English for Students of the Arts)と呼ばれるプログラムを受講することになります。

理系のALESSは何をするかと言うと、英語で論文を書きます

そして、その論文についてプレゼンをします。

お察しの通り、かなりレベルの高い授業です(笑)。

4~5人ほどのグループに分かれて、

研究テーマを決定→実験→データの分析→論文にまとめる→発表

という一連の流れを実際に体験します。

そしてこの授業はネイティブスピーカーによるオールイングリッシュで、テーマの決め方や論文の書き方などを英語で教わることになります。

参考までに、私が書いたものを上げておきます。

ALESS Paper from Studium.pdf

テーマは「文字の色とそれを読む速さの関係」です。

 

一方文系のALESAは、英語の文献を参照しながら学術的な小論文を書くことになります。

理系と同じでこちらもオールイングリッシュ、そして最後には論文についてのプレゼンもします。

理系と比べると実験はありませんが、それでも論文を書くだけあって大変な授業であることには変わりはありません。

ハイレベルなことを要求されますが、その分英語力もつくし、何よりやり終えた時の達成感や自信はすごいものですよ。

「英語でこんなに文章書けるんだ」と自分で驚いたのを今でも覚えています。

英語二列S

英語二列S

この科目は、英語を「話す」授業です。

FLOW(Fluency-Oriented Workshop)と呼ばれるプログラムを受講します。

授業は、オールイングリッシュ。

教員から出されたテーマについて、20人くらいのクラスで討論をします。

また、私のクラスではプチALESS的に実験とプレゼンもしましたが、これがどのクラスでも行われていることなのかは分かりません。

ですがこういったように、アカデミックな議論を英語でできるようになるための授業です。

容易に想像できるように、英語が話せない人にとっては、ツラい。

総合科目L系列

総合科目L系列

実は総合科目L系列というのは1つの科目の名前ではなく、科目群の名前です。

ですが、多くの人はその中から「英語中級」を履修します。

※「英語上級」という科目を履修する人もいます。

「英語中級」は、正直、教員によって内容がバラバラです。

ひたすら読解をする先生もいれば、3週間に1度くらい英語でレポートを書かせる先生、授業内で討論を行わせる先生、ディクテーションの授業を行う先生など、多種多様。

とはいえ、主に扱うのは読解です。

ですので基本は読解の授業と考えていて問題ないかなと思います。

高校で身につけておきたいこと

高校で身につけておきたいこと

ここまで読んできて、「話すとか書くとか無理だよ!」と思った方もいるでしょう。

私も入学したての頃はそう思っていました。

ですが、やれば何とかなります(笑)。

とはいえもしかしたら、「東大に入ってから英語で苦労しないためには、高校生のうちに何をすれば良い?」というのが気になる方もいるかもしれません。

それについて少しだけお話ししておきます。

結論は、「英語に親しみをもつこと」だと思います。

東大でライティングやスピーキングの授業があるからと言って、受験生のうちにそれを鍛えておくのは難しいのではないでしょうか。

それに、言ってしまえばスタートラインは誰でも一緒です。

ですので重要になってくるのは、「入学後にどれだけ頑張れるか」です。

英語が嫌いな状態だと、これはかなり厳しいでしょう。

高校生のうちから英語に親しみをもつ、受験科目を超えて英語にある程度なじんでおく、といったことをしておくと、入学してから英語を頑張るのが苦ではなくなります。

例えば、NHKはニュースやドキュメンタリー番組を英語でも放送していますから、リモコンで音声を切り替えて英語で見てみるというのも良いでしょう。

別にそういった手の込んだことをしなくても、何でも良いから英語の音声を毎日聞く、でも良いと思います。

このようにして、英語に親しみを持っておくことが、入学後に英語の授業にスムーズに適合するためのコツです。

Sponsored Links

まとめ

以上、東大の英語の授業について解説してきました。

「大変そうだな」と思った方もいるかもしれませんが、こういった授業を受けていると、自然に英語力は磨かれていきます!

例えば英語を「話す」練習は相手がいないとできませんから、それが大学の授業でできるというのはかなりイイ話ではないでしょうか。

東大を目指す受験生の方は、こういった入学後の授業をイメージしながら頑張ってください!

Sponsored Links

Sponsored Links