【真偽】英借文??英作文の勉強法をオススメ参考書とともに

高校英語

英作文は、英語の中でも難易度の高い分野です。

単語や文法を覚えて長文はある程度読めるようになったとしても、それを「書く」となると難しさは段違いです。

「ここはa?the?」「この表現はこの動詞でいいのかな?」など、英語を「読む」時には感じなかった疑問で一々立ち止まらざるを得ません。

しかし英作文は、大学入試において比較的高めの配点が設定されやすい問題。

白紙で提出するのは点数を看々捨てることになりますし、どうせなら満点近い点数を取りたいですよね。

そこで今回は、英作文の勉強法についてお話ししていきます。

巷では「英作文は英『借』文」、つまりどこかで見た文を書けば良いなどと良く言われていますが、そのあたりの真相はどうなのかというのも解説します。

私はここでお伝えする勉強法を実践することで、模試では満点近い点数(30点満点なら26~30点)をコンスタントに取ることができていました。

信頼性の一つの目安としていただけると良いかと思います。

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英作文は英「借」文…?

英作文のテクニックとして良く語られるのが、「英作文は英『借』文である」ということ。

100%オリジナルの文を書くのではなく、教科書や問題集に載っていた文を、単語を変えたりして利用すれば良いという教えです。

このテクニックが流布する理由として、高校生の書く英語は大抵間違っているという事実が挙げられます。

英語には英語のルールがありますから、英語を学び始めて数年の日本人がいくら一生懸命考えたところで、どこかしらに間違いが生じているものだというわけです。

ですからなるべく自分で考える部分を少なくして、構文や文法のミスを無くすべきだとの考えがこの技術の背景にあります。

言っていることはもっともです。その通りだと思います。

ですが私は受験生時代、「書きたいことの(ほぼ)全てを借りてきた文で書くことなんて無理でしょ!」と思っていました。

一体いくつの文を暗記すれば良いのか、それに、全てを借りてこられるほどのデータベースが脳内にあるなんてネイティブレベルじゃないかと不満を覚えていたのです。

と言うより実際、我々が日常会話の全てをどこからか借りた文で組み立てろと言われたって不可能でしょう。

つまり、文を借りてきて書けば良いという意味の「英借文」は、土台無理な話なのです。

片っ端から一生懸命英文を暗記するのはやめましょう。

では一体どんな方法で勉強したら良いのか。ここからはそれについて解説していきます。

英作文を勉強するなら『ドラゴン・イングリッシュ』

英作文を勉強したいとなったら、もうこの一冊は外せません。

 

『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』(竹岡広信 著・講談社)

 

この本は大人気受験漫画『ドラゴン桜』(三田紀房 作・講談社)と連動して書かれたものです(この本自体は漫画ではありません)。

あらゆる英作文の基本となる英文が100本掲載されていて、各文に対して詳しい解説がついています。

この解説を読んで100文を暗記すれば、英作文の基礎は出来上がります。

ここで、ここまで良く読んでくださった方は「英文暗記はNGなんじゃないの?」と思ったはずです。

ですが私が言っているのは、ただひたすら暗記するのは効果が無い、ということです。

英作文には、「これを知っていれば色々な文を書く際に応用が利く」という、言わば英作文の「真髄」なるものが存在します。

例えば、「京都に行ったという経験」は英語でどう書きますか?

「the experience that I went to Kyoto」は誤りです。

experienceという名詞は、thatを後ろに続けることができません。

なぜか。そのあたりのことが『ドラゴン・イングリッシュ』ではしっかり解説されています。

答えはご自分でお確かめください(笑)。誰にでも理解できる、単純明快な理由です。

今はたまたま「experience」でしたが、「~という○○」という表現は、みなさんも一度くらいは書きたいと思ったことがあるのではないでしょうか。

「experience」のあとに「that」を置けない理由をきちんと理解していると、このように「that」を使いたい様々な場面で応用が利きます。

このような知識が、英作文の「真髄」です。

『ドラゴン・イングリッシュ』ではこの英作文の「真髄」がたくさん解説されていますから、それを読むことで英作文の力がグッと高まります。

そしてそれらを実際に使いやすい文型に乗せて作られたのが、基本英文100です。

ですからこの100文の暗記にはものすごい効果があります。

日本語を見た瞬間に英文がスラスラと言える/書ける状態になると、もう英作文の基礎は心配ないと言って良いでしょう。

いくら効果があると言っても、仮に1000文を暗記しろと言われたらそれは無理な話です。

ですが『ドラゴン・イングリッシュ』は100文です。これならある程度努力すれば誰にでも暗記は可能です。

ちなみに私は一通り解説を理解して100文を覚えた後、巻末にある100文一覧をコピーして小さく畳み、常にポケットに入れて持ち歩いていました。

休み時間のちょっとした暇な時間などにそれを取り出して確認することで、知識を確実なものにしていたのです。

(ついでに申し上げておくと、付属CDは私は使いませんでした。)

『ドラゴン・イングリッシュ』のあとは

いくら『ドラゴン・イングリッシュ』が優れていると言っても、「これだけでどんな英作文も完璧!」なんていう夢物語は待っていません。

あくまで基礎が出来上がるだけです(多くの人は基礎すらできていないので、これだけでも十分すごいことです)。

もっと英作文の得点力を高めるにはどんな勉強が必要かと言うと、表現のストックです。

長文を読む中で、「この表現使えそう」というものを見つけたらそれを覚えておくだけで、表現の幅はずっと広がります。

ただあまりストックが増えすぎてもそれを覚えたり維持したりするのは大変ですから、週に3~5個のペースを目安にするのが良いでしょう。

少ないように思われるかもしれませんが、あくまで基本は『ドラゴン・イングリッシュ』です。

英作文の「真髄」が土台にあって、その上に「使える表現」を蓄えていく。

この勉強法と、冒頭に挙げた「文を借りてきて書けば良いという意味の英借文」の違いはもうお分かりでしょう。

ここで紹介しているのもある意味では「英借文」なのですが、その質は全く異なります。

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まとめ

以上、英作文の勉強法について解説してきました。

『ドラゴン・イングリッシュ』を読んで100文暗記して、普段の勉強の中で表現のストックを増やしていけば確実に英作文は点数が取れるようになります。

100文を覚えるのも大変そうという気持ちもあるでしょう。しかしその場合、他の手段でどうやって成績を上げるのですか?

本当に英作文をブラッシュアップしたいと思うのなら、100文は頑張って覚えるべきです。

それに『ドラゴン・イングリッシュ』で英作文の「真髄」を学べば、当然ですがその知識は英語の他の分野でも生きてきます。
コストパフォーマンスは最高ですね。

さあ今日から、英作文の勉強、そして成績に革命を起こしましょう!

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