【目から鱗】大学入試の小説問題2つのコツ

高校国語(現代文(評論・小説)・古典(古文・漢文))

国語の中でも、小説を苦手に思っている人は多いのではないでしょうか。

「決まった解き方が無い気がする」「毎回その場のフィーリングと勘で解く」などという人が多いと思います。

また、多くの人が「本来小説に答えなんて無いでしょ」「『主人公の心情』なんて分かるわけない!」と、半ば非難めいた感想を抱くのも事実です。

しかし、入試として出題される以上、小説の問題にも答えはあります。

そして点数を取るためのテクニックも存在します。

今回は小説の解き方・考え方を紹介していきます。

※大学入試の出題傾向を踏まえ、ここでの話は選択問題を念頭に置いています。

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「○○の心情を選べ」…?

小説問題の代表格が、心情を選ばせる問題。

しかし冒頭に挙げたように、「登場人物の心情なんて知ったこっちゃない」と思ってしまいがちです。

あるいは、自分なりに正しいと思っていたものが誤答だった場合、想像力の問題と考えてしまうでしょう。

ですが、これらの考えは間違っています。

実は国語の「○○の心情を選べ」という問題では、言われた通り登場人物の心情を一生懸命想像を働かせて推し量る必要はないのです。

考えるべきは、登場人物の心情ではありません。

あなたが考えなければならないのは、作題者の心情です。

国語の入試問題として出されている手前、そこには明確な答え、そしてその根拠が必要です。

つまり「AにもBにも解釈できる」なんていう問題は出題されず、必ずどこかに答えのヒントとなる部分があります。

そして国語の試験というのは、読解力や言語運用能力を測るもの。

こういったことを前提として考えると、小説の作題者は「ここに登場人物の心情の根拠が隠されているんだけど、これをしっかり見抜けるかな」というテストとして、問題を受験生に突きつけていることが分かります。

従って受験生は、「この問題が出されているということは、どこかに根拠があるに違いない」と考えて、その根拠を探しに文章に当たるわけです。そしてその根拠をもとに、解答を出す(選択肢の選び方は次節)。

「作題者の心情を考える」というのはそういう意味です。

そこには登場人物の心情に思いを馳せる想像力は必要ありません。求められるのは、根拠を見つけ出し、そこから解答を導く力です。

作題者の心情を考える

選択肢の選び方

では具体的に、正しい選択肢はどうやって選べば良いのでしょう。

キーワードは、ベストではなくベターを探すこと。

つまり、完璧に正しい解答でなくても、与えられた選択肢の中で比べて”良い”ものを選べば良いのです。

例えば「アは大体合っているけれど何か違う気がする。だからウにしよう」とウを選んだのに、ウには決定的な間違いが含まれていて答えはアだった、といった経験はありませんか?

間違いが含まれている選択肢は、絶対に正答にはなりません。

そういった意味で、間違いが含まれていない、言わば無難な選択肢を選ぶという観点で考えると、ミスは激減します。

何でも良いですから、何か手元にある小説の問題集を引っ張り出してきてください。

どの選択問題にも、「『最も適当なもの』を選べ」、と書いてありませんか?

「『正しいもの』を選べ」ではないわけです。

選択肢の文には、問題文に直接書いてあるわけではなく、作題者の多少の(自然な)推論・想像から導かれた事柄も書いてあることがあります。特に小説では良く見られる傾向です。

絶対的に正しい選択肢を選ぼうとするあまり、このような部分に疑問を覚えて(完全な誤りを含む)他の選択肢を選んでしまう、というのが小説で起こりがちな誤答です。

ベストではなくベターを探す、この意識があるだけで、だいぶ変わってくると思います。

ベストではなくベターを探す
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まとめ

以上、小説の問題を解く際のポイントについてお話ししてきました。

ここまでお読みの方はお気づきと思いますが、小説にも解き方は存在します。決してフィーリングや想像で解くものではありません。

コツさえ身につけてしまえばどんな問題が出ても安定して高得点を取れるようになってきます。

ぜひここで紹介した考え方を意識して、これからの勉強に励んでください!

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