【キーワードNG】現代文、線の引き方の大きな誤解

高校国語(現代文(評論・小説)・古典(古文・漢文))
(お悩み受験生)現代文の線の引き方を教えてください!
(お悩み受験生)キーワードに引くって言っても、それはどうやって見つけるの?
(Studium)ちょっと待ってください
(Studium)「キーワードに線を引く」は間違いです

今回は、現代文を読む際の線の引き方についてお話ししていきます。

「文章を読むときは線を引け」とはよく聞きますよね。

ですが、具体的にどんなところに引いたら良いのかはイマイチ良く分からない人も多いと思います。

線の引き方に迷うあまり、肝心の内容が頭に入ってこない、といった本末転倒な結果にもなりかねません(笑)。

そういった方向けに線の引き方を徹底解説するので、よかったら参考にしてみてください。

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線はキーワードに引いてはならない

線はキーワードに引いてはならない

最初に、衝撃的かもしれないアドバイスを書きます。

線はキーワードに引いてはいけません

ちょっと驚きではないでしょうか。

今まで「キーワードに引け」と言われてきた人も多いと思います。

ですが、冷静に考えて、単語を拾っていって文章の内容が理解できますか

「人間」「進化」「森林破壊」
→進化のペースを緩めて、環境を守らねば

これくらいだったらなんとか分かりますね。

ですが、哲学や社会学といった内容ではどうでしょう。

前提知識がほぼ無いような文章では、これは厳しいんじゃないかと思います。

そしてそれは、みなさんも薄々感じてきたことではないでしょうか。

結論、キーワードを追いかけて線を引くのは効果的とは言えません

線は文に引こう

線は文に引こう

キーワードでないならどこに線を引くかというと、それは、です。

重要な語句に短い線を引くのではなくて、主に文単位で長めの線を引くことになります。

イメージとしては、0.5行~2行といったところです。

「重要な文」を追っていったら内容がつかめるような気が、なんとなくでもしませんか?

しかし次に、「じゃあ重要な文ってどうやって見つけるの?」という疑問が湧いてきます。

その手掛かりになるのは、

  • 本のタイトル
  • 最初と最後の段落の内容

この2つです。

1つずつ説明していきます。

本のタイトル

恐らく、「『本のタイトル』って何やねん!」と思っている方が大半だと思います。

現代文の問題では、本文の最後に()に入って著者名と本のタイトルが書かれているはずです。

その本のタイトルから、重要な文を見立てることができるということです。

一応解説しておくと、最後についている()の情報は、「この文章は○○さんの『××』という本から抜粋してきました」ということです。

そして本のタイトルって、内容にバッチリ合ったものをつけますよね?

ということは、出典の本のタイトルを見れば、その文章の内容がある程度予測できるということになります。

例えば、タイトルが『AIが拓く未来』だったら、AIによってどんな未来が訪れるのか、そこで人間はどんな存在になるのか、といったことが論じられているんじゃないかと予想がつきます。

本文を読む前にまずタイトルに目を通しておくと、「よし、じゃあ『AI』『未来』『社会』『人間』この辺りの内容に線を引くか」という見立てが可能なんですね。

最初と最後の段落の内容

現代文の問題を開いたら、まずタイトルを見ます。

そして、まずは最初の段落だけ、線を引きながら読みます。

この際に線を引く箇所は、タイトルからヒントを得るのでした。

そうしたら、今度は最後の段落を読むことをオススメします。

こう聞くと、ちょっと奇抜過ぎると思った方もいるかもしれません。

ですが、「大事なことは最初か最後、もしくはその両方に書いてある」とどこかで聞いたことはありませんか?

その原則に則るなら、最初と最後を読んでおくべきですよね。

そうすると、その文章の重要ポイントがさらえることになります。

とはいえ、やはり間を飛ばすわけですから、いきなり最終段落を読んでも意味不明です。

ですがそれでもかまいません

大切なのは、「この文章ではどんなことが述べられているか」の大枠をつかむことです。

つまり、最初と最後の段落を読んで話題や重要な論をつかみ、間の文章はそれに関係する箇所に線を引きながら読んでいく、ということです。

「言ってることは分かるけど、ちょっと信じがたいなあ」と考える人も多いと思います。

そんな方には、1度実際にやってみることをオススメします。

読解法全般については、こちらで解説しています。

今紹介した内容も含めて体系的に現代文の読み方をまとめているので、これを読んでから試してみると良いかと思います。

線は縦だけじゃない

線は縦だけじゃない

ここまで、ひょっとしたら聞いたこともないような情報が盛りだくさんだったかもしれません。

ですが最後にもう1つだけ、アドバイスがあります。

それは、縦線だけでは不十分ということです。

今まで紹介した線は、「縦線」です。

文に線を引く時は、もちろん文に沿って縦に線が引かれますね。

ですが、深い読解には「横線」も重要になってきます。

つまり、縦線同士を横線でつなぐということです。

文に線を引きながら読んでいくと、「こことここは同じことを言っているな」「逆にこことここは正反対の内容だ」といった気づきがあります。

そんなときに、同じ内容は単に線でつなぎ、逆の内容だったら⇔こういった線でつなぐと、論の展開が見やすくなります。

イメージとしてはこんな感じです。

現代文_線_例

「論理構造を見なさい」「論理展開をつかみなさい」といったアドバイスを聞いたことはありませんか?

それを実践レベルに落とし込んだのが、この「横線」です。

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まとめ

以上、現代文の線の引き方をかなり詳しく説明してきました。

なんか言ってること正しそう!と思ったのが1つでもあったら、即実践していただけると嬉しいです。

上で紹介したものをもう一度貼っておきますね。

読解法全般を詳しく知りたい方にオススメです。

 

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